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コラム トリマーの仕事で大変なことって?苦労辛いことについて解説

トリマーの仕事で大変なことって?苦労辛いことについて解説

トリマーは、動物が好きな方々が憧れを抱く職業のひとつです。可愛いペットに囲まれながら働ける華やかなイメージを持たれがちですが、実際の現場では苦労や大変なことも少なくありません。
 
もちろん、それを上回る魅力ややりがいがあるのも事実ですが、トリマーを目指す上で、それらに目をそむけてはなりません。
 
今回の記事では「トリマーの仕事で大変なこと」をテーマに苦労や実際の現場で直面するリアルな課題について解説します。これからトリマーを目指す方や、職業理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。

 
 

トリマーの仕事で大変なことは?

 
トリマーの仕事で大変なことは?
 
それでは早速、トリマーとして働く上で多くの人が直面する苦労や、大変だと感じていることを紹介します。

 
 

長時間の立ち仕事で身体に負担がかかる

 
トリマーの仕事は基本的に立ち仕事が中心で、1日を通してほとんど座る時間がないこともあります。カットやシャンプー、ドライングなどの施術は、姿勢をキープしながらの作業になるため、足腰や肩、首に疲労がたまりやすいのが現実です。また、前かがみの姿勢が多いため、腰痛や肩こりに悩まされる人も少なくありません。
 
ただし、最近では、高さ調整が可能な作業台を使っていたり、椅子に座りながらの作業を許可したりして、働きやすい環境づくりをしているサロンも増えています。

 
 

体力だけでなく集中力も求められる

 
体力を使うだけでなく、高い集中力も求められる仕事です。シャンプーやカットの最中は、ペットが突然動くこともあるため、ハサミやバリカンを扱う手元には常に細心の注意が必要です。少しの油断がケガや仕上がりのミスにつながるため、長時間にわたって神経を使う場面が多いのが実情です。
 
また、犬や猫によって毛質や体格、性格が異なるため、一頭ごとに対応を変える判断力も重要です。加えて、体調や機嫌を観察しながら作業を進める必要があり、単なるルーティン作業ではありません。
 
その分、仕上がりに飼い主から喜びの声をもらえたときや、難しいカットをやり遂げたときには、大きな達成感や充実感を得ることができます。

 
 

噛みつきや引っかきなど怪我のリスクがある

 
動物と直接接する仕事のため、噛みつきや引っかきなどによる怪我のリスクが常にあります。普段は穏やかなペットでも、見知らぬ環境や不慣れな作業に対して不安やストレスを感じ、突然攻撃的な行動をとることがあります。特に、顔周りや足先など敏感な部位の施術時には、細心の注意が必要です。
 
ペットのしぐさや表情から感情の変化を読み取る力や、必要に応じて安全具を使用する判断力も大切です。慣れてくると、「この子は落ち着いている」「少し警戒している」といった細かな変化に気づけるようになり、より安全に施術が行えるようになります。経験を積むことで対応力が高まり、怪我のリスクを減らすことが可能です。

 
 

飼い主とのコミュニケーションに苦労することがある

 
ペットと向き合うだけでなく、飼い主とのやり取りも重要な業務の一つですが、それに苦労するトリマーもいます。カットのスタイルや仕上がりのイメージ、健康状態の変化などを細かくヒアリングし、的確に反映する必要がありますが、「思っていた仕上がりと違う」といったクレームを受けたり細かい要望に対応しきれなかったりすることもあります。
 
ただし、丁寧な説明やコミュニケーションを心がけることで信頼関係は少しずつ築けていきます。リピーターが増えて「この人に任せたい」と言われるようになると、やりがいも大きくなり、接客スキルや自信も自然と育っていきます。経験を重ねることで、会話のコツや相手の意図をくみ取る力も身につき、仕事の幅も広がっていきます。

 
 

手荒れ・肌トラブルが起こりやすい

 
シャンプーや消毒液、ブラッシングスプレーなどを日常的に使用するため、手荒れや肌トラブルが起こりやすい環境にあります。1日に何頭ものペットを洗い、乾かし、整える工程では、手が水や薬剤に頻繁にさらされるため、乾燥やひび割れ、かゆみなどの症状が出ることも少なくありません。
 
さらに、動物の毛やフケ、ダニなどの刺激物に反応してアレルギーや接触性皮膚炎を引き起こすケースもあります。
 
ただし、こまめな保湿ケアやゴム手袋・保護クリームの活用など、日頃の対策次第で肌トラブルを最小限に抑えることが可能です。

 
 

トリマーの仕事の魅力

 
トリマーの仕事の魅力
 
ここまで苦労や大変なことなどマイナス面ばかり紹介してきましたが、冒頭でも説明した通り、トリマーは大きなやりがいを感じられる仕事です。
 
例えば、毛が伸び放題だったペットを美しく整え、見違えるように仕上げた際、飼い主から「かわいくなった!ありがとう」と感謝される瞬間は、疲れも吹き飛ぶほど嬉しいものです。また、定期的に通ってくれるペットや飼い主との信頼関係が深まると仕事に対する誇りも生まれます。
 
さらに、自分の技術やセンスが直接仕上がりに表れるため、努力が結果として目に見える点もこの仕事ならではの魅力です。大変なこともありますが、ペットと飼い主の笑顔に出会える仕事、それがトリマーです。

 
 

トリマーの仕事に興味があるなら

 
トリマーは動物とふれあえる魅力的な仕事ですが、体力や集中力が求められたり、怪我や肌トラブルのリスクがあったりと、現場では大変なことや苦労もあります。
 
しかし、大変さの中にも大きな達成感ややりがいがあります。ペットが見違えるようにきれいになり、飼い主の笑顔や「ありがとう」という言葉に触れたときには、苦労が報われる瞬間を実感できます。
 
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