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コラム ドッグトレーナー関連の資格を紹介!必要性についても解説

犬のしつけやトレーニングの専門家であるドッグトレーナーは、ペット業界の市場拡大に伴い近年ますます注目を集めている職業です。
ドッグトレーナーとして活躍するためには、専門的な知識や技術が必要ですが、それらを証明する資格を取得することで、より信頼性の高いトレーナーとして活動することが可能です。
今回の記事では、ドッグトレーナーの資格の必要性や、関連資格の種類とその取得方法などを解説していきます。ドッグトレーナーの仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
ドッグトレーナーの資格の必要性
ドッグトレーナには必須となる専門資格等はありません。しかし、ドッグトレーナーとして働く上で,専門的な知識や技術を証明するために,資格を取得することはとても重要です。
まず、資格を取得することで、ドッグトレーナーとしての信頼度が向上し、仕事の依頼を受けやすくなります。ドッグトレーナーの仕事は飼い主の大切な愛犬を預かり、適切なトレーニングを施すことが求められるため、知識やスキルの証明ができる資格があると安心感を与えられます。
また、資格取得を通じて、犬の行動学やトレーニング技術を体系的に学ぶことができるため、実践に役立つだけでなく、最新のしつけ方法やトレンドを取り入れる機会にもなります。さらに、資格によっては就職や独立開業の際に有利になるケースもあるため、キャリアアップを目指す人にとっては大きな強みとなるでしょう。
ドッグトレーナー関連の資格
ドッグトレーナー関連の主な資格として「JKC訓練士」「JKCハンドラー」「ドッグトレーナーライセンス」などが挙げられます。
JKC訓練士
一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では、公認訓練士制度を設けており、技術や経験のレベルに応じた6段階の資格を発行しています。最初は「訓練準士補」や「訓練士補」からスタートし、経験と実績を積むことで「訓練練士」「訓練教士」「訓練師範」「訓練範士」へと昇格が可能です。
資格取得にはJKC会員であることが前提となり、一定期間の会員歴を経て訓練試験で実績を積んだ上で、筆記試験や実技試験を受験する流れとなっています。資格取得後も、定期的な研修を通じて最新の知識や技術を習得し続けることができます。
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JKCハンドラー
ハンドラーは、ドッグショーにおいて出陳犬の魅力を最大限に引き出し、審査員へ効果的にアピールする役割を担う存在です。
JKCでは、技術や経験に応じた「C級」「B級」「A級」「教士」「師範」という5段階の公認資格を設けています。資格取得には、JKCの会員であることが前提となり、一定の会員歴を経たうえで試験に挑戦できます。
試験はモデル犬を使用した実技試験が基本で、A級以上では学科試験も含まれます。ハンドラー資格を取得することで、ドッグショーでの活躍だけでなく、犬の管理やトレーニングの専門知識を深めることができ、ドッグトレーナーとしてのキャリアアップにもつながります。
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ドッグトレーナーライセンス
日本ドッグトレーナー協会(JDTA)が認定する「ドッグトレーナーライセンス」は、家庭犬のしつけを中心としたトレーニング技術を証明する資格です。C級・B級・A級の3段階に分かれており、それぞれのレベルに応じた知識とスキルが求められます。
C級ライセンスは、愛犬との信頼関係を築き、基本的なしつけを学ぶ入門レベルになります。オンライン講座とスクーリングを修了後、認定試験を受験します。B級ライセンスでは、犬種や性格に応じたトレーニング方法を学び、しつけ教室の開催が可能なレベルです。
試験では、問題行動の予測や予防法の知識が問われます。A級ライセンスは最上位資格で、飼い主の指導スキルを高め、子犬の成長に応じた適切なしつけ方法を提案できる能力が求められます。試験は課題提出と面談形式で行われ、実践的な指導力が審査されます。
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資格取得時の注意
色々な資格について述べましたが、資格を取得するための学校選びも重要です。
公共の公園などで学ぶ学校もありますが、基本訓練の紐無し脚側行進や招呼の練習などは犬を放さなければならないので、広いグランド等の設備がないと学ぶことは難しいでしょう。
また、訓練済みの犬を使う学校もありますが、その犬で勉強しても学べることはあまりありません。
ですから、将来ドッグトレーナーとして活躍するには、訓練設備が整っていて訓練済みではない犬で学ぶことが出来る学校を選択した方が良いでしょう。
ドッグトレーナー関連の資格について
ドッグトレーナーとして活躍するためには、犬の行動を理解し、適切にしつけやトレーニングを行うスキルが求められます。関連する資格を取得することで専門知識や技術を証明し、信頼性を高めることが可能です。
JKC公認訓練士やハンドラー、ドッグトレーナーライセンスなど、目的やキャリアに応じた資格が存在し、取得することでそれぞれの分野での活躍の幅を広げられます。ドッグトレーナーの仕事に興味のある方はぜひ参考にしてください。
ドッグトレーナーを目指すなら
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総合コースでは、トリミングとトレーニングを並行して学べるため、幅広いスキルを習得可能です。
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