トリミング専門学校とトリミングスクールの違いって? - 東京・埼玉のトリマースクール - SJDドッググルーミングスクール

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コラム トリミング専門学校とトリミングスクールの違いって?

トリミング専門学校とトリミングスクールの違いって?

みなさんがトリマーの学校選びをする時に、そもそもトリミング専門学校とトリミングスクールって一体何が違うのか?といった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
 
専門学校やスクールは自身にとって良い所、悪い所があるかと思いますが、まずそれを理解しないと選びにくいと思います。
 
この記事では、トリミング専門学校とトリミングスクールの違いについてわかりやすく解説します。これから学校を選びたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
 

専門学校とスクールのメリット・デメリット

トリミング専門学校とトリミングスクールの違いって?
 
専門学校のメリット
専門学校とは、都道府県知事から下記の基準を満たしていると認められた教育機関のことです。
 
・学生数が40人以上である
・年間の授業時間が800時間以上である(夜間の場合は450時間以上)
・修業年限が1年以上
 
ですから、専門学校は学歴として履歴書に明記することができます。
 
また、学割が適用されるので、通学や他の施設でも活用することが出来ます。
 
専門学校のデメリット
専門学校はスクールに比べて比較的授業料が高いところが多いです。
そして年間800時間以上通わなければならないので、仕事をされている方は通うことが難しいでしょう。
 
また、高校卒業してそのまま入学される方が多いため、将来をまだ見据えられない生徒が多くそのため学ぶ意欲が低い場合があります。
 
それ以外にも、実践で不要な授業があったり、入学後、新たなユニフォーム代や研修費などの追加費用がある場合もあります。
 
スクールのメリット
スクールのメリットは専門学校の様な規定が少ないため、働きながらでも資格取得をすることが出来ます。色々な理由で夢をあきらめていた方や、新たに学びたいと思った時に働きながら学べるという事は大きなメリットの一つと言えるでしょう。
 
比較的授業料が安価で追加費用があまりないのも良いところです。
 
また、生徒でも様々な年齢や他分野で活躍している方が多いので、新たな人脈を築き上げることが出来ます。色々な経験をされた方と一つの目標に向かうことは新たな発見やモチベーションにつながる可能性があります。
 
そして資格取得後も繋がりを得ることによって卒業後も協力を得ることが出来るでしょう。
 
スクールのデメリット
スクールは専門学校と違うので、履歴書の学歴に書くことはできません。
また、学割が対象外なので、公共交通機関の通学割引など活用することが出来ません。
 

トリミングの学校はどちらが良い?

トリミングの学校はどちらが良い?
実習時間が多いか
トリミングは技術職なので、卒業までにいかに多くのわんちゃんをカットするかで実力が変わっていきます。
ですが残念なことに、実習授業が週に1回や月に2回といった学校も少なくはありません。
 
100人規模の学校で、週3回の実習授業で最低でも月1,200頭以上のモデル犬が必要になります。そこまで用意することは不可能に近いので、必然的に実習授業を減らさざるを得ないのです。
 
ですから、あまり大規模な学校ですとモデル犬の数が少なく同じ犬をローテーションしたり、実習授業の回数を減らす、一人1頭出来ないことになります。
 
そのまま卒業しても就職や独立は厳しくなりますので、こういった学校はお勧めできません。
 
確かなライセンスを発行しているのか
学校によって取得できる認定資格は様々ですが、一般的に認知度の高いライセンスを習得しないと就職などで有益にならない場合があります。
 
学校独自のライセンスですと、どのくらいの基準かがわからないことが多いです。
 
例えば、A級ライセンスと言われるものでも、ミニチュアダックス等のシャンプーや爪切り、足回りが出来て取れるライセンスもあれば、ショードッグを2時間以内で仕上げることが出来て取れるライセンスもあります。
 
同じA級でも発行している団体や学校によってここまで差が出てくるのです。
 
ですから学校独自のライセンスではなく、一般社団法人ジャパンケネルクラブのような、日本最大の畜犬団体のライセンスを取得した方が認知度も高く、技術の基準が決まっているので就職には有利です。
 
最低でも1年以上のカリキュラムがあるか
学ぶなら、なるべく短時間で技術を取得したいと思うでしょう。
 
ですが、鋏の上達もさることながら、テーブルの上でわんちゃんを大人しくさせるテクニックやカットの種類を覚え、かつ短時間で仕上げるには最低でも1年以上通わなければ習得できません。
 
通信教育などもありますが、色々なわんちゃんとのコミュニケーションを取るのには1回2回の実習では到底学べるものではありません。
 
たしかに短期間でミニチュアダックスやチワワのトリミングは出来るかも知れません。
ですがプードルやシーズーのトリミングは全身カットになりますので、短期間では厳しいでしょう。
 
ですから、それを理解して本当に学んでもらおうと思っている学校であれば、必ず1年以上で実習がしっかりあるコースがあります。
 
残念ながらトリミングの学校は授業内容に規約がありません。しっかり調べて上記をクリアしている学校を選ぶようにしましょう。

 

トリマーを目指すなら

トリマーを目指すなら
 
トリマーを目指すなら、SJDドッググルーミングスクールへの入学がおすすめです。現場ですぐに活躍できる犬のスペシャリストの育成を目指した学校であり、ペット業界への就職率98%の実績を持っています。
 
2025年度一般社団法人ジャパンケネルクラブ開催のトリミング競技会では入賞数が多く優秀な成績をおさめた学校が受賞する優秀養成機関賞を受賞しました。
 
総合コースやトリマーコース、ドッグトレーナーコース、訓練練士コースなどの多様なコースがあり、実習を重視したカリキュラム(総合・全日コースで年間1,000時間以上)で専門的な知識と技術の習得が可能です。
 
ペット業界を牽引し、技術の底上げを目指した技術集団として、幅広いスキルと知識を身につけることができます。

 

まとめ

まとめ
上記の事を考えると、公のライセンスを取得できるところで、実習時間が多くモデル犬が確保できる、コストが安い、ライフスタイルに合わせやすいという面ではスクールの方が有利です。
トリマーライセンスは国家ライセンスではないので、専門学校に固執する必要はありません。
 
ですが学割など、環境面重視ならば専門学校の方が良いでしょう。
 
最終的に将来自分がどうなりたいのかを考えて、しっかりした学校を選んでくださいね。

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